6.あなたはわたしを何者だと言うのか―イエス・キリストその1

「神が問われる―私たちの対話的教義学講座」
2018.3.2 石居基夫・長倉崇宣

[目次]
6-1. 「イエスは救い主」
6-2. 救いとは何か―日本人にとって、聖書にとって
6-3. 「イエスは救い主」―新約聖書はどう語っているか
6-4. 理屈が絶えた先にある信仰の真実



.
.

6-1. 「イエスは救い主」

「イエス・キリスト」という言葉=「イエスは救い主」・・・信仰告白の言葉

最初の信仰告白者・・・ペトロ
「あなたは生ける神の子キリストです」(マタイ16章)
・・・この時、ペトロはイエスのことをよく分かっていないが、信仰を告白している

2000年の時間を隔てて、それでもなお「イエスは救い主」と告白するとは?
・・・ヨハネ20章のトマス、復活の主の出現に居合わせなかった者
→そういう人間に今も関わりを持つイエス

「自分は何とイエスを告白するのか?」



(約17分)聴取期限5/3…ページトップへ


.
.

6-2. 救いとは何か―日本人にとって、聖書にとって

日本人一般にとっての救い=家内安全、商売繁盛、所願成就

では、聖書が語る「救い」とは?
・・・人間の一番の問題の根=罪の解決
→神との関係の回復

不条理経験
・・・生きることの根本の揺さぶり
→神を問う・・・自分が問われる
⇒生きる一番の深みの問題

「立ち返れ」と繰り返す神、離れていく人間の歴史
⇒その人間を諦めない神



(約15分)聴取期限5/3…ページトップへ


.
.

6-3. 「イエスは救い主」―新約聖書はどう語っているか

2つの筋道
1,旧約から続く救いの成就
2,全人類のための救いの成就
・・・現代日本でこれをどう分かち合うか?

旧約の伝統の中で語られてきた「罪からの救い」

ギリシャ的な世界(永遠普遍的なものを重んじる)にそれを翻訳する
・・・スムーズにはいかない
⇒「なんとか分かりたい、分かち合いたい」・・・ギリギリの葛藤を重ねる
一歩踏み込む信仰へ


(約17分)聴取期限5/3…ページトップへ


.
.

6-4. 理屈が絶えた先にある信仰の真実

「救いなど無い」「本当に救いは無いのか」
・・・この間にある細い一本道を行く
⇒イエス・キリストの十字架、神の逆説
・・・死の中にある命、絶望の中にある希望、疑いの中にある信仰、恐れの中にある喜び

⇒この信仰に立つ時、イエスはどういう御方としてあらわれてくるか=「キリスト論」の始まり


(約16分)聴取期限5/3…ページトップへ


参考文献:
・H.G.ペールマン『現代教義学総説 新版』、新教出版社
「Ⅸ キリストについて」(p.299~361)

←前回のページへ