12.最終回・恐れずに立ち尽くすこと―「神学すること」の意味

「神が問われる―私たちの対話的教義学講座」
2018.9.7 石居基夫・長倉崇宣

[目次]
12-1. 宗教は思考停止!?
12-2. 恐れずに立ち尽くすこと
12-3. 「神学する」ということ
12-4. 現代と神学の課題
12-5. プロテスタント神学とは



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12-1. 宗教は思考停止!?

とある授業で・・・
「先生みたいに、宗教について考えている人が、どうして信じているのですか?」
→信じること・宗教=思考停止というイメージ
⇒「でも、僕はそうは思いません」(石居先生)

問うこと(「私は何を信じているのか?」)と、信じることこと(「私はこれを信じる」)
⇒同時に起こること
・・・「最初の弟子たち」から続いてきたこと

そして、問われること(「それは一体何ですか?」)
・・・人々から、社会から
⇒問われるところに、格闘が起こる!
・・・その連続が、キリスト教の歴史



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12-2. 恐れずに立ち尽くすこと

「じゃあ、今まで自分が信じてきたことはどうなっちゃうの?」

「私達の信仰の原体験」はとても大切。それがあるから生きていける
・・・しかし、私達の言葉は教会の外に伝わるか?
例、「罪」「赦し」
⇒「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ!」(マルコ16:15)
・・・このチャレンジを、教会は最初から受けている

大事なものは、揺るがしてはいけない。けれども、やっぱり問われるのではないか?

恐れずに立ち尽くすこと。それが神学をすること。



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12-3. 「神学する」ということ

神学書を学ぶことは誰でも出来る・・・「私の信仰」が無くても
⇒それは神学か?
・・・たとえクリスチャンであっても

「私は信じない」・・・その「信じない」とは何か?と問う
⇒それは、一つの神学
・・・たとえクリスチャンでなくても

客観的に「◯◯神学を学ぶ」ということだけで済まない
・・・どこかでその語っているメッセージに出会ってしまう
⇒聖霊の働き


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12-4. 現代と神学の課題

現代社会の諸相
・・・例、消費社会、SNS、現代人のアイデンティティの問題
⇒「神など信じられるのか?」「神様信じてるなんて、大丈夫?」というのが普通の時代
→それでもなお、神を信じるとは?

「私たちが思い込んでいるような神」ならば、存在しない
最初の弟子たち「イエス様、死んでしまわれた!」
主イエスご自身「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか!」
⇒神はいない!
・・・しかし、なおそこで、私たちは神を信じてきた

「神無き世界で、神の御前に、神と共に生きる」(D・ボンヘッファー)
・・・まさにこの「神なき世界」で、主イエスの前に、神と共に生きる



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12-5. プロテスタント神学とは

ルターが神学した目的
⇒「ルター派神学」の構築ではない!
・・・実存的な苦しみの中で聖書に問い返す

主イエスの現代の私達への呼びかけ・・・「自らを変えろ!」
例、第二バチカン公会議
・・・教派を越えた対話とチャレンジの中へ

チャレンジ(=プロテスト)を受け止めながら、普遍(=公同性、カトリック)を求めていく
・・・それこそが、この時代のプロテスタントでありカトリック



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